2020年1月26日日曜日

廃クーラント(LLC)を家庭で簡単に処理する方法

クーラント(LLC、エンジン冷却水)を自分で交換しようとしたときに問題になるのが、廃液の処理です。いろいろと調べてみるとクーラントの主成分であるエチレングリコールは人体に有害であり、排水溝に垂れ流すなどもってのほかであることがわかります。

そこで最近流行っている(?)のは、高吸水性樹脂(吸水ポリマー)で廃液を固めて、燃えるゴミとして捨ててしまおうという手法です。

そして私が実際に使ったのはこちらの「高級水性樹脂CP-1」という粉末状の商品です。


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さて、実際のクーラント交換ではどうなるでしょうか。

水では1グラムで300ミリリットルを固めることができるとのことですが、水の純度が下がると固まりにくくなるようです。私が試したところでは大体2リットルのクーラントに対し50グラムかそれ以上を投入し、やっと固まり始めました。なかなか固まらないのでちょっと焦ってしまいました(^^;
あまり量を気にせず、固まり始めるまでサラサラと振りかけていくのがいいようです。

少しこぼしちゃいました(テヘペロ

ポリマーを投入して割り箸でまぜました
固めたポリマーは漏れないように二重にしたビニール袋に入れて、燃えるゴミとして廃棄しました。

今回私が使った吸水ポリマーはもともと非常用の簡易トイレとして使うことを想定されているものです。そう考えると家庭に常備しておいても損がないのでこの方法は大変おすすめできます。

ぜひぜひ皆さんも試してみてくださいね。


※こちらの記事は過去に好評だった以下のエントリーを再編集・再加筆したものです。
廃クーラント(LLC)を家庭で処理するたった1つの方法
CBR600RRのクーラント(LLC)交換に挑戦!