2015年2月8日日曜日

hide『子 ギャル』買いました。


夜中にテレビをザッピングしていたらたまたまカウントダウンTVをやっていて、「まだ放送してたんだ、久しぶりだな〜」とか思いながら見てたんですが、番組のテーマ曲が昨年末に発売された hide の新曲『子 ギャル』でした。

「そういえ新曲が出るって言ってたな」って。。。忘れるとは hide 好きとしてどうなのかと思った次第なんですけど、僕はガチファンというより普通のファンなので・・・(汗。しかし初回限定盤をさっそく買いましたよ。

この『子 ギャル』ってタイトル、ど〜なのよ?!とか若干思いながら届いた CD と歌詞を見ていたんですけど、hide のおどけた人物を考えると、このタイトルで「ッ?!」と思うのは彼の狙いどおりなんだろうな。

で、いまこうして 15年前の記憶を蘇らせて鳥肌を立てながら初回限定盤の DVD を見ているわけですが、この『子 ギャル』、聴いていると非常に複雑な感覚です。

hide は1998年に亡くなりましたが、この曲はその当時にデモ版のみが存在した幻の曲です。

”複雑な”というのは、アーティスト自身が完成をみていない作品を世の中に出して良いかということ。この点について、 hide が信頼した仲間達が後を継いで作り上げたということで、ただのファンである僕は受け入れるのみです。むしろ新曲を聴けるのはとても嬉しいです。ただひねくれた自分が余計なことを考えてしまうだけでしょう・・・。

そしてもう一点、この曲のボーカルはもちろん hide ですが、hide 本人ではないということ。この曲のボーカルは、合成音声です。ヤマハのVOCALOID技術を使い、2年の歳月を掛けて hide の歌唱を蘇らせたものです。普通に聴くだけでは判らないレベルまで仕上げられていますが、死んだ人物の声を再現することは、なにか現世人のエゴのような何か・・・。

天国の hide は喜んでいるだろうか・・・。

生前に彼はよく言っていたらしい、”聴いてよけりゃ、それでいい”。

うん、きっと笑ってるんだろうな(笑

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