2023年8月15日火曜日

ユルユルになったスマホリングの復活方法

ユルユルになってしまった スマホリング(バンカーリング)を元のような硬さに戻す方法です。

私はスマホリングの中でも品質に定評のあるiRingを愛用しています。iRingはちょっとお高いのですが、耐久性があり長く使えます。以前百均のリングも使ったことがありますが、数日でユルユルになってしまい驚いたことがあります。

AAUXX iRing

そんなiRingですが、数年も使っているとさすがにユルユルになってしまいました。

最近ではハンドスピナーのごとく無意識にクルクルと回すことが癖になっていました。またスタンドのように支えることもできず、置いて動画を見るときなんかはむしろリングが邪魔にすらなっていました。

で調べてみると、この緩みはネジロック剤で復活できることを知りました。ネジロック剤とは車やバイクなど振動の多い機械類のネジ緩みを防止するものです。いくつか商品があるのですが、私は値段の手頃(500円くらい)なこちらを使用しました。



使い方は非常に簡単で、スマホリングの隙間に染み込むように何滴か垂らします。内部に浸透するようにリングをグリグリ動かしたあと、はみ出ている液はティッシュで拭き取ります。そのあとは2時間ほど放置したら終わりです。


マジで買ったときの硬さに戻りました。

こんなに簡単ならさっさとやればよかった。

耐久性についてはまだわかりませんが、緩くなったらまた同じように復活できると思います。

ご参考にどうぞ。

【TNT125】フロントフォーク交換(自費!!泣)

#フロントフォークのオイル漏れから修理に至るまで、悪あがきの顛末です。

梅雨が明けてさて乗ろうかと、およそ1ヶ月ぶりにTNTちゃんをフクピカしていましたらば、フロント左側の地面に何か黄色っぽい液体がこぼれていました。猫の尿?!とか思ってよく見ると左フロントフォークからオイルが滴っており、これはもう完全にオイル漏れというやつでした。


フロントフォークのオイル漏れなんてのはバイクではよく聞く話。とりあえずググってみると「直す裏技!」とか「これで直る!」なんてのがいろいろ出てきます。大体は耐水ペーパーをフォークの隙間に突っ込んで、オイル漏れの原因となっているシールの傷を削ってしまうというものです。
まずはこれを試そうと思いましたが、オイルが滲んでいるというレベルではなく滴って地面に溜まるレベルなので、ショップでの修理が必要だろうと判断しました。

僕のTNTちゃんは2022年2月に前オーナーが新車購入し、2023年4月に譲ってもらったものです。メーカー保証期間内なので「保証で直らぁ!」などと、このときは軽く考えていたのでした......。

保証が効くかを確認するため、前オーナーから譲り受けたメンテナンスノートを確認すると、なんと初回点検以降の記録(12か月点検)がない?!!最寄りのBenelli取扱店にその旨を伝え修理可能か聞いてみると、修理はできるが保証は効かないと。そりゃそうだ。

しかもどうやらTNT125のフォークオイル漏れはASSY交換が必要で、フォーク片側のパーツ代がおよそ35,000円とのこと。僕はアリエク(AliExpress)でTNT125のフォークシールを売っているのを確認してましたので、シール持ち込みでの修理も聞いてみたのですが、「油種、油量、必要工具などが不明なので対応不可、それがなんらかの手段で分かったとしても重要保安部品のため対応不可」とのことでした。やるなら自己責任で自分でやれということですね......。

フォークのオーバーホールはやり方がWeb上にいくらでもあるのでむしろ自分でやってみたいんですが、如何せん場所がないため諦めざるを得ない。

念のため実際の整備状況を確認しておこうと前オーナーに連絡をとると、初回点検以降にも何度か購入店で見てもらっているので、店には記録があるはず。ということで、一縷の望みを託して我が家から20キロ離れた購入店に伺うと、やはり整備の記録はないとのこと。たぶん前オーナー、レバー交換とかで行っただけで、点検の費用はケチったんですな...。半年過ぎてるけど今更12か月点検を受けられないか聞いてみましたがもちろんダメ。はぁ。

どうにか安く済ませたいのでさらに調べてみると、アリエクにこんなものが。


どうやらTNT125は日本に上陸するずいぶん前(2017年?)から海外では販売されており、パーツはネットで手に入るみたいです。
これを買って、どこかに交換を依頼するという手も考えました。が、この出品写真をよく見ると現在日本で売られているTNTのフォークと若干造形が違うようです。写真が古いだけの可能性もありますが、アリエクで買うのは断念。(この手が使えるとしてもパーツ代+送料で25,000円くらいなので、節約できるのは1万円程度になり、リスクに見合わないと判断。)

というわけで、悪あがきをやめて修理代を納めることになりました。
別で書こうと思いますが他にも気になる症状があったので診てもらい、トータル工賃込みで5万円弱(泣

今回のフォークオイル漏れの原因はわかりませんが、フォークにサビはありませんし、そもそも登録から1年半、走行2,500キロ程度なのでシールの劣化というのも考えにくいと思います。不運にも何か埃を噛んでしまったのか、何か不良なのか......。

外車は修理代が高い、というのを身を持って学んだわけですが、世間のTNT125乗りの皆さんにおきましても保証が切れた後は同様の出費が発生する可能性があるということです。フォークのメンテも気を配って参りましょう。

【レビュー】サンワダイレクト ビジネスリュック 200-BAGSW3BK

#レビューは本文の後半からです。

完全リモートワークから週一回の出社となり、トートバッグでノートPC2台を運ぶのが辛くなったのでビジネスリュックの購入を検討しました。

ビジネスバッグに求める要件

ピンからキリまで様々なメーカーからビジネスリュックが販売されていますが、色々と比較する中で私がビジネスリュックに求めた要件は以下の通り。

①ノートPC(13インチ)2台と弁当、水筒、折り畳み傘が入る容量(20リットル前後)
 →必要な荷物が入らないと話になりません。

②なるべく軽量であること
 →歳のせいか、なるべく疲れないことを優先するようになりました......。モバイルバッテリー1個分でも軽い方がいい。

③ポケットが複数あること
 →鍵、ティッシュ、IDカード、その他小物。バッグの中を漁るのはストレスです。

④信頼できるメーカーであること
 →商品写真がカッコいいのは中国製(?)のよく知らないメーカー。Amazonでのレビュー数が多くても「壊れた」とか書かれているのは論外です。

⑤できれば内装は黒ではなく色付き
 →目の負担少なくバッグの中が見えると嬉しい。やはり歳か......。

サンワダイレクトとは

PC周辺機器でお馴染みのメーカーであるサンワサプライ。その公式通販サイトがサンワダイレクトです。
ビジネスリュックを調べていくと、カッコいいもの、実用的なもの、高級なもの、ガジェット好き向けのもの等等、様々な商品があることがわかりました。そんな中でサンワダイレクトの商品はバランスがよく、私が求めるところを押さえた商品群でした。

サンワダイレクトが販売するビジネスリュックの中ではじめに目をつけたのは「200-BAGBP026BK」という商品です。

こちらは背中が蒸れにくい、軽量、ポケット多数、そして何より5,000円を切る価格が魅了的です。が、しかし!値段の割に多機能であるため、何かを割り切っていると考えました。Webでの写真しか見ていませんが、おそらくは素材やデザイン面を捨てて、機能に全振りしている印象を受けました。これを買おうか非常に悩みました。

他にも1万円を切る商品でいつくか気になるものはあったのですが、PUコーティングや止水ファスナーは劣化するからNGだったり、肩ベルトがPC2台では負担がキツそうだったりと、あちらが立てばこちらが立たぬという惜しい状況。

そして見つけたのが「200-BAGSW3BK」でした。
ビジネスリュック 200-BAGSW3BK

200-BAGSW3BK

このリュックは(この投稿を書いている)2023年発売で、新商品です。レビューもほとんどなく、1万円以下を目安としていたので予算も若干オーバーです。しかし商品説明は非常に魅力的で、私の求めているところにベストマッチしており、特に肩への負担に着目しているは大きいです。

というわけで、人柱となるべく購入しました。
#ちなみに購入したのは20リットルですが、26リットルの設定もあります。

ここからやっとレビューです(汗

まずは佇まい。しっかりと自立してくれます。底面に鋲はないので電車の床に置くのは躊躇されますが、オフィスでデスク脇に立たせることができるのは非常によいです。
メイン気室のファスナーは湾曲しているので若干使いにくいですが、慣れれば問題ありません。
上面の横に直線で入ってるファスナー部は小物が入ります。リュックを前持ちした時に使えるので扇子などを入れています。

メイン気室を開くとこんな感じ。
内装は明るい赤なので、探し物も見つけやすいです。手前側がPC収納で、メーカーは想定してないと思いますがPC2台がちゃんと入ります。
上面の裏側がメッシュになっており、普通のリュックではデッドスペースとなる空間も効率的に使えます。

ガバッと開くとこんな感じで、写真ではバッグインバッグを入れてますので見通しが悪いですが、奥のものも取り出しやすいです。また全開にしても自立を保ってくれます。

私が通勤時にバッグに収納しているものです。実際は水筒とおにぎり一個の弁当と野菜ジュースの紙パック(200ml)も入ります。これでほぼ満タンとなり、余裕はほとんどありませんが、通勤にはジャストサイズというところです。出張など荷物が多くなる方は26リットルの方を選ばれるのが良いと思います。

そしてこの商品の最大の特徴はSPACE-WINGと呼ばれる肩ベルトです。他のリュックにはない構造で荷重を分散させてくれるとのこと。メーカーも自信満々に「魔法のショルダーベルト」と謳っています。詳しくは商品サイトをご覧になってください笑
このベルトの恩恵にあずかりたくてこのリュックを選んだところもあるのですが、正直効果はわかりません。PCを2台も入れるとどちらにしても肩への負担は大きなものです。たぶん、他のリュックに比べたら負担は減っているのだと思いますが......比較できないので申し訳ありません。
ただチェストベルトもあり、体へのフィット感があります。背中に当たる部分の通気構造も考慮されており問題ありません。

最後に重要なお知らせですが、このリュックは防水性が考慮されておりません!!なので、リュックカバーを一緒に買いましょう。ちゃんとサンワダイレクトさんから販売されています。(私は百均で買いました笑)
リュックカバー 200-BAGOP4

というわけで、ビジネスリュック選びのご参考になれば幸いです。