2023年11月22日水曜日

【DIY】パナソニック ポップアップ排水栓の修理・交換

ポップアップ式排水栓が故障

風呂のポップアップ式排水栓が壊れ、ボタンを押しても栓が開かなくなってしまいました。どうやらボタンと線を繋ぐワイヤーの部分が切れてしまったようです。調べてみると修理には2万円程度かかるようです。ちょっとそれは払えない、というわけで自力で直すことにしました。パナソニック製のポップアップ式排水栓の修理方法はあまりネット上にも情報がなかったので、ここにたどり着いた方のご参考になればと思います。
(素人が施工した記録になります。自己責任でお願いします。)

壊れた箇所の確認

とりあえず風呂の栓を外してみます。
まず栓を指で引っぱって外します。



手を突っ込んで反時計回りにググっと回すとパーツが外れます。本来はここにワイヤーが繋がっているはずですが、どうやらここが切れてしまったようです。


部品取り寄せ

我が家の風呂はパナソニック製でi-X NSシリーズというユニットバスです。説明書をみると消耗品の交換部品は記載されています。型番はRLXGVD 15〜といった具合でした。レリース(ボタンから水栓までを繋ぐワイヤーの通った部品)の型番などは記載されていませんが、この消耗品の型番をヒントにパーツを探します。

パナソニックのカスタマーサービスに聞いても修理の情報が得られないことは目に見えていたのでそちらには問い合わせしませんでした。

ネットの海を探すとこちらのサイトで専門部品を取り寄せできることがわかりました。

水まわり部品の専門店 ONLINEJP
https://www.onlinejp.net

「RLXGVD15」で検索するといくつか『ポップアップレリースα』という部品がヒットします。違いは『呼び』、つまりは長さ(mm)です。


どれが我が家のものに適合するかは実際に測ってみる必要があります。

長さを調べる

実際に風呂からレリースを外して長さを調べました。どうせ壊れているので外しても問題ありません。外し方は以下の通りです。我が家には1070mmのものが適合しそうなので型番「RLXGVD1530Z」の部品を発注しました。

レリースを外す手順
  1. 風呂のエプロンを外す
  2. 排水ボタンの下のクリップを外し、レリースを下に抜く

    矢印の部分がクリップになっているので手前に引きます


    黄色いタグのついたパーツを下に引くと抜けます

  3. 浴槽下の排水に刺さっているレリースを引っこ抜く
    (汚い写真ですみま栓、なんつってw)

パーツ到着

届いた!なんと会員登録時のクーポンで送料無料になったのでとても助かりました。

これを取り付けていきます。

取り付け

  1. 古いレリースからボタン部分のプラスチックソケット?を外す
    (正式名称はわかりませんが、以下ソケットと呼びます)



    この部分を引っ張るとソケットからレリースが抜けます


    そのまま古いレリースを抜き取ります

  2. 新しいレリースをソケットに通す
    これを忘れると手戻りが発生します(私はヤリましたw)

    向きにも注意です
  3. レリース先端を浴槽下の排水口に通す
    エノキ茸のようなゴムキャップが付いていますがそのまま排水口の穴に挿入❤️し、浴槽側から指で探って取り出します。

    挿れる❤️


    入ってるぅぅ〜(他意はありません)


    浴槽側に取り出します

  4. レリース先端をパッキンに通して、排水口パーツに接続する
    先端のゴムキャップを外し、排水口パーツに差し込んでネジの要領で回して接続します。

    パッキンに通して排水口パーツに接続する

    古いレリースの先端が残っている場合は外しておいてください。固めなのでペンチを使うと良いです。


    先端と排水口パーツが繋がったら、浴槽に取り付けてしまいましょう。
    レリースについているゴム栓のようなやつは押し込んで、穴の隙間をなくします。


  5. ボタン側を取り付ける
    外したときの逆の手順です。つまり、ソケットをボタン部分の下から差し込んでクリップで止めます。ボタンは上から載せます。

  6. レリースをアルミテープで固定する
    元々アルミテープで止めてあったので同じようにしてみました。百均のアルミテープは薄かったので二重にしました。

終わりに

いろいろ調べて自力で修理することができました。実は以前にも壊れてしまったことがあり、その時はマンションの保証期間だったので請求はされなかったんですが、どうやら5年程度で壊れてしまうパーツのようです。我が家は風呂水をケチって風呂水洗浄剤(次亜塩素酸の錠剤)を使って2日目の風呂を追い焚きして入っているので、そのせいで壊れやすいのかもしれません。(ケチった結果、高くついてる...?汗)
業者にお任せすると2万円ほどかかるのですが、部品代や工賃や交通費を考えると妥当な修理費ですね。

以上、ご参考になれば幸いです。

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